2020年7月度 確定拠出年金 運用益は+222,105円(+4.4%)でした。

SBI証券」で企業型の確定拠出年金の移管手続きに入っています。
退職して身分も確定してなかったので記述しきれない部分がありましたがもう少しで完了です。

確定拠出年金は投資するファンドをスイッチングしても、運用中は非課税です。
通常は利益確定のたびに利益から課税されるため複利で増えていく効果が薄まりますが、確定拠出年金は普段は暴落を辛抱強く待ち、時折今回のような値動きが激しいときは、安全な債券投資からスイッチングを行い100%株式で暴落を買うことで高い利回りを実現できます。
そのため定期的な市場のチェックを行い、わかりにくい時は債券ポジション、暴落が底を打ったとき株式へのポジションへスイッチングを行います。

7月の市場の状況

6月に引き続き、7月もリバウンドが継続されていますが、実体経済も4月の最悪期から急速に回復をしています。
以下は、毎月大きな価格変動を呼んでいるアメリカの非農業部門雇用者数、いわゆる雇用統計です。
【アメリカ非農業部門雇用者数】
・4月)予想-2,200万人→結果-2,053.7万人
・5月)予想-750万人→結果+250.9万人
・6月)予想+323万人→結果+480万人
・7月)予想+148万人→結果+176.3万人

またアメリカのGDPの過半を占める小売売上に関しては以下のような推移です。
【アメリカ小売売上高:前月比】
・3月)予想-8.0%→結果-8.7%
・4月)予想-12.0%→結果-16.4%
・5月)予想+8.4%→結果+17.7%
・6月)予想+5.0%→結果+7.5%

雇用統計は、通常月初の最初の金曜日に発表されるため、早々と指標が出ますが7月の小売売上はまだ発表されていません。
感染の拡大は広がっていますが、スウェーデンでは集団免疫を獲得を目指してロックダウンも行わなかったのですが、多数の死者を出しつつもどうやら目的を果たしたらしく、新規感染が急速に低下しています。
これがある程度、好事例として今後も対策として役立てられるか否か注目されます。

直近のFOMCでは、回復の遅さを指摘し、依然として無制限の緩和措置を行っています。
この副作用として、名目金利が超低空飛行で推移しながらも、期待インフレは急速に回復しています。

そのため、実質金利が刻々と低下しいています。
実質金利とは中央銀行が定める名目金利から期待インフレを差し引いたものです。

実質金利の公式は以下の通りとなります。
【実質金利】=名目金利-期待インフレ

この実質金利が低下している中では、資金を債券や預金として寝かせても目減りするため、インフレに強い資産に資金は集中します。
とくに実質金利が低下するさなかで上昇するものは金・銀などの貴金属です。

そのため各資産の値動きの中で貴金属は好調に推移しています。
各数値は以下のとおりです。
・S&P500 O:3083.3→C:3264.0(+5.9%)
・日経225 O:22,298→C:21,930(-1.7%)
・ゴールド O:1780.0→C:1975.0(+11.0%)
・原油   C:39.80→C:40.39(+1.5%)

7月の各指標の変化で注目されるのは、株式を上回る上昇を示現している金ですね。
当方としては、より上昇力の高い銀に6月末からポジションをとっています。

日本では馴染みがないですが、分散投資は金を一定程度ポジションに組み込むことで、運用が安定します。
昔からの伝統で債券をポジションに組み込んでも恩恵を受けるのはアメリカ人だけで、為替変動が期待利回りよりも遥かに大きい日本人は、海外の債券に投資しても意味はありません。
レバレッジ1倍のFXをしているのとあまり変わりがなく、為替ヘッジをしているわけでもな
く、債券はインフレに弱いので資金効率として意味がありません。

そのため実質金利が低下しているさなかでは、債券や現預金は最小限としており、などの貴金属の構成比を拡大すると良いでしょう。

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7月末の評価損益

3月末~4月初旬にかけて行ったスイッチングで先進国全体に投資する、「MSCI-KOKUSAIインデックス」に連動する投資信託で100%のポジションを作りました。
その後のトータルリターンは22.3%程です。

各指標で明らかなように、の上昇が著しいのでこういったときに一定ののポジションが保有できるファンドが確定拠出年金のメニューにあると強いですね。

今回の個人型への移行では、全世界へ投資できるインデックスファンドのうちもっとも最安値のファンド「SBI全世界株式インデックスファンド」を取り扱っている【SBI証券】に口座を開設していますが、【SBI証券】には信託報酬がやや高額であるものの金へ投資できるファンドがあります。

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金に投資する方法

投資家がに投資する際には、様々な方法がありますが、最小で100円からの少額でも投資が可能な投資信託がおすすめです。

確定拠出年金で取り扱いがあり信託報酬が安いファンドは以下のとおりです。
iシェアーズ ゴールドインデックスファンド(為替ヘッジなし)/信託報酬0.2585%

しかし個人型確定拠出年金で投資できるのは、
・イオン銀行
・ソニー銀行
以上の2行にとどまっています。

他となると確定拠出年金の取り扱いでは、非常に少なく信託報酬が高めである問題があります。
そのため全世界株式への投資は確定拠出年金で行い、金を投資対象とした投資信託への投資は証券会社で定期的に行い売却しないことを前提として(売却の場合は課税対象)長期の保有を行うことになります。

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金に投資できる投資信託

現在、に投資できる投資信託で投資家のコストとなる信託報酬が低コストなのは以下のファンドになります。

ファンド名信託報酬主要販売会社
SMTゴールドインデックス
(H有)
0.28%SBI証券・楽天証券
SMTゴールドインデックス
(H無)
0.28%SBI証券・楽天証券
日興ゴールドファンド
(H有)
0.41%SBI証券・楽天証券
・auカブコム証券・マネックス証券
日興ゴールドファンド
(H無)
0.41%SBI証券・楽天証券
・auカブコム証券・マネックス証券
iシェアーズゴールド
インデックス(H有)
0.51%SBI証券・楽天証券
・auカブコム証券・マネックス証券
iシェアーズゴールド
インデックス(H無)
0.51%SBI証券・楽天証券
・auカブコム証券・マネックス証券

もっとも低コストなファンド「SMTゴールドインデックス(H有/無)」は、設定日が2017年11月28日からと比較的新しいファンドです。

問題は為替ヘッジ有/無どちらを選んだら良いのかという問題ですね。
基軸通貨のドルで運用を行うアメリカ人であればいざしらず、日本では為替の問題は避けて通ることができません。

債券が役に立たないという問題も本質は期待できる利回りに対して、為替の変動のほうが大きく、期待した利益を上回りすぎたり下回りすぎたりと調整が難しいという問題があります。

そのため株式では十分為替リスクをとっているため、への投資は為替ヘッジを行うことで無用なリスクを回避するほうが純粋なインフレヘッジのためにへの投資を行っていることになります。

金に投資できるETF

への投資は投資信託でもできますが、売買には若干のタイムラグが生じてしまうため、新規買い・利益確定・損失限定の売りなどリアルタイムで売買を行いたい場合は、上場投資信託であるETFがオススメです。

リアルタイムの売買とは書いていますが、約定するのは東京市場が開場している9:00~15:00の間であって、最も貴金属の売買が活発になるロンドン~ニューヨークの取引時間では売買はできません。

種類は投資信託に比べて少なく、売買単位も投資信託よりも大きくなるため、利点は少なくなっています。

銘柄取引値信託報酬
SPDRゴールド・シェア20,4400.4%
金価格連動型上場投資信託5,5900.5%
純金上場信託(現物国内保管型)6,7400.49%

純金上場信託(現物国内保管型)であれば、売買単位は1であるため、6,740円で保有できることになります。

しかし投資信託と比較しても信託報酬も高いためさほどのメリットはないと考えて良いと思います。

金に投資できるCFD

CFDとは、別名「差金決済取引」と呼ばれ、取引開始から取引終了までに発生した差額分を決済する取引です。

日本では為替取引であるFXが先に普及しましたが、CFDは株式指数や株式、原油などのエネルギー、・銀・白金などの貴金属などの取引をFXのようにレバレッジを利用した取引が可能です。

CFDで取引に向いている証券会社は、日本では80%の取引構成比を確保している「GMOクリック証券【CFD】」です。

GMOクリック証券【CFD】」の原油・金・銀などの原資産は先物であるため、CFDでは2種類の費用が発生します。
その2種類の費用とは、
・価格調整額
・金利調整額
以上の費用となります。

ちなみに差金決済であるために、差額に対して為替レートの変化が適用されますが、もともとの証拠金に対しては為替の変化は適応されていません。
そのため為替ヘッジが効いている取引だといえます。

価格調整額

価格調整額とは、原資産である先物が期日が来たため、期限が遠い期先に切り替えたとき、価格に差が生じることがあります。
この価格差を調整するのが「GMOクリック証券【CFD】」で利用されている価格調整額です。

期先が価格が高ければ、乗り換えるだけで利益が出るのではなく、高い分調整されます。
そのため実際には損はしていません。
逆に期先が価格が低ければ、乗り換えると損失が出るわけではなくて、差額調整分が上乗せされます。

金利調整額

金利調整額と呼ばれるコストが、いわゆるオーバーナイト金利と呼ばれるものです。
GMOクリック証券では、現物・商品ではオーバーナイト金利が発生しています。

これは通貨を保有していないが、商品を持っている買いポジション場合に生じます。
通貨を保有していないので通貨を借りてくる状態であるため、この場合金利が発生するのです。

しかし「売り」ポジションの場合は、逆の状態となり金利を受け取る状態となります。

実際2020年7月に「金スポット」のポジションを保有したときに生じた金利は以下のようになっています。

「金スポット」の1単位のポジションの金額は215,460円
「金スポット」買い保有の場合の支払い金利は319円です。
この場合の金利は年率1.78%となります。

冬時間であれば、7:00~6:00までの23時間の取引であるため、もっとも取引が活発な22:00~24:00までの取引時間でも売買できるため非常に機動的に売買ができますが、金利をコストと考えると1.78%もの経費はかなり重いといえます。

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CFDとは、別名「差金決済取引」と呼ばれ、取引開始から取引終了までに発生した差額分を決済する取引です。 日本では為替取引…




スマホ訴求

まとめ

2020年7月時点の個人型確定拠出年金で金に投資できる商品は、出揃っていないのが課題だと言えますね。
金はインフレに強いために、株式と組み合わせてポジションを構築したいところですが、SBI証券・楽天証券といった主要な証券会社では、低コストといえるような金投資ができるファンドが揃っていません。
従って個人型確定拠出年金の方では全世界株式への投資を行い、通常の取引で低コストの投資信託で長期的なポジションを保有しバランスを取るべきだと思います。

いずれ環境が変わり、金投資に向いた低コストのインデックスファンドが整備されるようになれば改めて投資額を増して対応すればよいのではないかと思います。

NISA
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