FRB無制限の量的緩和開始。現金はゴミと化す。

2020年3月23日、FRBは無制限の量的緩和を開始した。
FRBは新型コロナウィルスの影響による、経済の落ち込みをリカバリーするために緊急利下げによる金利ゼロ化、量的緩和の再開などやれる手は次々と繰り出してきました。

しかし、いずれもほぼ効果がない。

なぜなら、この経済の落ち込みの原因は、新型コロナウィルスの感染拡大が真の原因であり、それの感染拡大が止まらなければ株価は反発しません。

投資家として、株価のリバウンドを追いかけるのであれば、感染者数の増加・・・つまり金融の中心であるアメリカのコロナウィルス感染者数の増加状態を統計をとって変化を読み取れば良いことになります。

S&P500 日足

感染者数増加率が鈍化し始めた

FRBが金融緩和を行うことで、資金が枯渇し始めた企業が食いつなぐための資金を提供することはできるかも知れない。

しかし金融緩和は、旅行客を増やしたりショッピングセンターに人々を戻す効果は期待できない。
市場が気にしているのは感染者数の増加です。

投資家としてはここからはシンプルで、感染者数の拡大を統計にとってウォッチしていれば、株価の反転時期はおそらく推測できるでしょう。
それは政府の対策と感染者が爆発的に増えている地域の市民の団結が鍵であり、株式のテクニカル分析のような代物では無いはずです。

感染がもっとも拡大したイタリアでは、3月23日感染者数前日比8%増の63,927人とこれまでの急速な拡大がやや後退しています。
イタリアのピークは3月21日でこのときの感染者数の拡大は前日差+6,557人。しかし3月23日になって感染者数増は4,789人と明らかにピークを打っています。

フランスでは、大統領がみずから危機を呼びかけ、不要な外出を禁じ罰則も課したことで、こちらも急速な感染者数の拡大はピークを打とうとしています。

金融の中心地アメリカではまだ感染者数拡大が続く

ところが金融の中心地、アメリカではまだ感染者数の爆発的な拡大は継続しており、
最速の情報では、感染者数は41,026人(前日差+7,480人/前日比+22.3%)とすでに感染者数は4万人に達してしまっています。

日付感染者数前日差前日比
3月17日6,421人+1,789+38.6%
3月18日7,783人+1,362+21.2%
3月19日13,677人+5,894+75.7%
3月20日19,100人+5,423+39.6%
3月21日25,489人+6,389+33.4%
3月22日33,276人+7,787+30.6%
3月23日43,847人+10,571+31.8%
3月24日53,740人+9,893+22.6%
3月25日65,778人+12,038+22.4%
3月26日83,836人+18,058+27.5%
3月27日101,657人+17,821+21.2%
3月28日121,478人+19,821+19.5%
3月29日140,886人+19,408+16.0%
3月30日161,807人+20,921+14.8%
3月31日188,172人+26,365+16.3%
4月1日213,372人+25,200+13.3%
4月2日236,339人+22,967+10.8%
4月3日275,586人+39,247+16.6%
4月4日308,850人+33,264+12.1%
4月5日337,072人+28,222+9.1%
4月6日366,614人+29,542+8.8%
4月7日387,547人+20,933+5.7%

しかし、各地自治体の必死の対応もあってか、感染者増加率は縮小し続け20%台にまで低下しています。

どれも大混乱のさなかの数値であるため、正確性があるか否かは不明であり、拡大が本当に止まったのか不明ですが、リスク資産の買いを検討しても良いころでしょう。

FRBは量的緩和を無制限に拡大

3月23日、FRBは明らかにリセッションに陥っている経済のテコ入れのために量的緩和を無制限に行うことを発表しました。
これに反応したのは、金・銀などの貴金属と底値から反発していった原油です。

これまでは、金・銀などの貴金属は、期待インフレの低下によりる実質金利の上昇に押され、下落していましたが、ようやく感染者数の増加が鈍化してきたため、期待インフレの低下が底を打ち、実質金利の上昇が止まったことでようやく反発してきました。

期待インフレ
Gold/USD 日足

FRBは景気を下支えするため、暴落している資産の最後の買い手となって、ドルを刷り市中の債券を買い取り、市場に流動性を提供しようとしています。
こうなるとドルの価値を毀損するよりほかなく、それは貴金属の暴騰につながるでしょう。

テクニカルとしても200日移動平均線で反発してきたのは、非常に状態としてよく、62EMAをオーバーすれば、「強い買い」と判定して良いです。

暴騰につながるには、それ以外の選択肢が無いことが前提ですが、これまで量的緩和で放出されてきた資金は利回り期待が高かった株式・不動産に投じられてきました。

しかし、これ以降は運用難で利回り期待が低下した株式に資金は投じられず、金利がない債券にも資金は移動せず、最終的にはそれは貴金属に流れ込むでしょう。

最悪なのは現金で資産を持つことで、膨大に放出された資金は、貴金属や割安になった原油に流れ込むため物価があがり、現金の価値は低下します。

原油 日足

一方で原油は、シェールオイルの採算が取れる範囲はせいぜい1バレル=40ドル程度であり、現状の20ドル台では事業として成り立たちません。
従ってこれ以降は、経営破綻と整理などで稼働リグの縮小が一方的に進むと想定されます。
ロシアとサウジアラビアの不毛な対決も、持続できないだけにどこかで終わります。
その際は現在の持続不可能な原油価格が急反発し、あるいは倍の価値になるかもしれない。

今現在PFを変えるべきときであることは言うまでもなく、本来の価値からかけ離れた証券を買おうというのであれば、シンプルに原油のETFを買ったほうがより確実性があると考えています。

スマホ訴求

⬆GMOクリック証券の口座開設は、ポイントサイト「モッピー」経由で5,000円相当のポイント付与です。

モッピー!お金がたまるポイントサイト

最後まで読んでいただきありがとうございます。
ブログランキングに参加しておりますので、よろしければ応援の程よろしくお願いいたします。

にほんブログ村 投資ブログへ
にほんブログ村